日本語化・言語設定|対応状況と翻訳手順
ローカライズは、ゲーム内の名称や説明をさまざまな言語でどのように表示するかを決めるものです。UI の制約に収まるようにしつつ、翻訳全体でトーン、明瞭さ、一貫性を保ちます。
目的と範囲
- 各要素が本来持つ意味と役割を、文字通りの直訳ではなく、その機能、雰囲気、または設定として伝えます。
- ゲーム内でそのまま表示される固有名詞、アイテム名、建築物名、技術用語は逐語的に維持し、翻訳や変更はしません。
- UI 要素に収まるよう説明は簡潔に保ちつつ、ある場合は特徴的なトーンも維持します(たとえば、乾いたユーモア、医学的なトーン、フレーバーテキストなど)。
さまざまなテキスト種別の扱い
- 名前: ゲーム内の名称は正確にそのままにします(例: GATE、G.A.S.S.、Automate de Claustration Automatisée du GATE)。句読点の追加や削除もしません。名前に略語が含まれる場合は、原文で使われている略語の形をそのまま保持します。
- 短い説明文(一文説明): 意味と調子を忠実に訳しつつ、短く読みやすく保ちます。直訳の構造よりも、自然な日本語表現を優先します。
- 長い説明文 / lore: 重要な設定情報と関係性(誰がそれを開発したのか、試作品なのか、試験段階なのか)を保ち、UI のスペースに収まる範囲でまとめます。
- フレーバーテキスト(食べ物の説明、アイテムのひとこと): 狙っている雰囲気(おいしそう、焦げている、ユーモラス、素っ気ない)を簡潔に再現します。複数言語で形容詞に少し差がある場合は、最も分かりやすい 1 つの表現を選びます。
一貫性のルール
- 固有名詞とタイトル: 科学名やプロジェクト名はそのままにします。例: 「GATE」や「G.A.S.S.」は各ロケールで変更しません。
- 人名: 綴りは必ず元のまま保持します(例: Dr Alice Mayfield, Dr Stewart Wakeman)。
- 調子の一致: 原文ロケールの文体に合わせます。原文が説明的なら説明的に、遊び心があるなら遊び心のある表現にします。
- 重複: 複数の原文ロケールで同じ事実がある場合、ローカライズ文では 1 回だけ述べます。
特殊なケースと例
ロボットと警備ユニット
- GATE 防衛および収容ユニット: Dr Alice Mayfield による初期設計を基に、Dr Stewart Wakeman によりプロトコルが追加された強化型警備自動機械として説明します。試験運用または実地評価の状態と、原文にある特筆すべき癖も記載します。たとえば:
- ローカライザーは、伝承上重要であるため、開発の帰属先(Mayfield、Wakeman)を含める必要があります。
展開可能なマーカー
- 展開型ビーコン: 「従来のオクルージョンを回避する、設置可能で名称変更できる位置マーカー」のような、短く字義通りの説明にします。表現は簡潔で曖昧さのないものにしてください。
食べ物と消費アイテム
- 焦げ/腐敗版: 「焼けた」を表す形容詞はロケール全体で統一し、食べ物の基本名はそのまま維持します。例:
- Burnt Apple Pie — 「焦げたアップルパイです。」
- Burnt Carrot Cake — 「焦げたキャロットケーキです。」
- バター風味のポップコーン(焦げ) — 「焦げたポップコーンの入ったバケツです。」
- 微妙な風味や描写: 簡潔でありながら、説明として十分に伝わる表現にします。例: 「Creamy corn soup — とうもろこしベースの、ほっとするスープです。」; 「Carrot Pumpkin Soup — 「ニンジン」 とかぼちゃで作った、少し甘みのある野菜スープです。」
- 元の説明が品質や食感の悪さを示している場合(例: 「硬くて乾いている」「火を通しすぎた」「木炭のような」など)は、盛りすぎず、その一つのはっきりした描写だけを入れます。
- 焦げ/腐敗版: 「焼けた」を表す形容詞はロケール全体で統一し、食べ物の基本名はそのまま維持します。例:
その他のアイテム
- オフィス家具と小物: 短い説明で十分です: 「Cubicle — 塗装可能な等身大のオフィス用ブースです。」; 「カフェテリアテーブル — かつては、ひと続きの出来事が起こる前に昼食に使うのに向いていました。」
- 衣類/防具: 素材と用途を残します: 「A.E.G.I.S. ポールドロン — 炭素で補強された手用防護具です。」(または、アイテムの装備部位に応じて「腕用防護具」です。)
- おもちゃ/季節限定コンテンツ: 雰囲気を保ちます: 「クリスマス・エクスプレス — この機関車は、蒸気と歓びで動きます。」
書式と長さの制約
- UI の説明文は、可能なら短い 1 文にしてください。2 文にするのは、重要なロアや機械的な警告を含める必要がある場合だけです。
- かっこ書きは、正式名称の一部か明確化に必要な場合を除いて使わないでください。
- ローカライズ文中にメタ情報(翻訳メモ、原文言語タグなど)を入れないでください。
ローカライズ担当者向け QA チェックリスト
- 固有名詞はゲーム内表記のまま維持していますか?
- 文は簡潔ですか(できれば UI の 1 行以内)?
- 原文のトーンは保たれていますか(医学的、風変わり、乾いた調子など)?
- 重要な事実や失敗条件がある場合、それらは残っていますか(試作品、現地試験、既知の欠陥など)?
- 共通の状態を表す形容詞(焼けた、焼きすぎ、味気ないなど)は、同種のアイテム間で一貫していますか?
多言語間の整合性維持
- ある概念が 1 つの言語ソースにしかない場合でも、他のロケールには同じニュアンスと長さに合う表現で含めてください。
- 複数のロケールで細部が少しずつ異なる場合(たとえば、"Cascade Research Facility" のような試験地点に触れているものが 1 つある場合)、スペースに余裕があればサイト名も一貫して含めてください。そうでなければ、関係性(現地評価、試験など)を優先し、名称はロアの一部である場合にのみ残してください。
このガイドを、ここに示される要素や短い説明文のゲーム内ローカライズを作成またはレビューする際の、正式なスタイルおよび内容の参照基準として使用してください。